2012年12月12日水曜日

Powermems2012 参加 その2

PowerMEMS2012に参加してきました。PowerMEMS(The international workshop on micro and nanotechnology for power generation and energy conversion applications)は、エナジーハーベスター、キャパシタ・インダクタ、燃料電池・電池などエネルギーシステムに関連するMEMS研究に特化した国際会議で、2000年に日本で発足し、12回目を迎える今年はアメリカのアトランタでの開催となりました。
今回はつくば研究センターにて行っているセンサ開発の成果報告と、最新の技術動向の調査を行うため、本会議に参加してきました。


私は、ポスター発表を行いましたが、多くの方に興味を持ってもらいたくさんの質問やコメントをいただきました。中でも多かったのは、「どれくらいの電力を発生させることができるのか?」という質問でした。
我々のデバイスは電力ではなく、得られる電圧が重要なので、そのことを説明するとみなさん「こういう使い方は面白いね。他にも応用できるそうだ。」とポジティブなコメントをくれました。

本会議では、エナジーハーベスターの発表がとても多かったのですが、エナジーハーベスターで生み出した電力を無駄なく利用するための技術が重要だと感じました。

ポスターの説明をする瓜生さん

バンケット会場
 つくば研究センター 富松

2012年12月4日火曜日

Powermems2012 参加

Powermems2012が12月2日から12月5日まで、アメリカ ジョージア州アトランタで開催
(残り2日)。本大会は圧電・発電素子に関する国際学会である。
 今年は、投稿数177件、採択138件(内訳 オーラル56件、ポスター82件)、
内NMEMSからは本日、私と富松君が各1件ポスター発表を行った。
2人のポスター報告は、かなり人だかりができるほど、色々な人に興味を持ってもらえた。
最大の要因は、ポスターが布で印刷されていたことである。
「これは持ち運びに便利だね!」「これはどうやったの?」
本当は外注したのだが、「私は印刷会社だからこんなことは簡単だ」と言っておいた。
話の機会にたっぷり私の拙い英語で、研究内容を説明し、しっかり分かってもらった。
興味を持って聞いてきた人は、先生方や学生が多かった。
圧電定数より耐電圧の方が重要だとか、次回検討しよう。

これにて私の海外における初の国際学会報告および卒業旅行は完了である。

以下旅のエピソード。。。。
<成田出国~アメリカ入国>
成田からアトランタまでの唯一の直行便であるデルタ航空を利用、利用者の内、
日本人は数%、アメリカ人や韓国人やメキシコ人などが多い。
私の席の隣もメキシコ人夫婦だった。
私の体が小さく見えるほど2人ともかなりダイナマイトボディーだった。
よくまあ、こんな小さい椅子に座れるものだと感心した。
この飛行機に前田先生も乗っているのだが、先生はビジネスクラス、
この時ばかりは、かなりうらやましく感じた。
出発から13時間、ちょっと眠り、最初から期待していない機内食を食べ、
映画を見るを3回繰り返した後にようやくアトランタ到着。
入国審査は、ほとんど時間がかからず、スムーズに完了、同飛行機に乗り合わせた
産総研の人たちと一緒にみんなでホテルへ行きました。
ちなみに我らが勇者トミーは、1人シカゴ経由のJALで行ったのだが、
案の定、入国審査に3時間以上かかり、乗り継ぎ飛行機に乗れず、次の便で到着、
レセプションの終わるころやってきた。
入国審査の際に10ブースあるのに3ブースしか開いていなかったとか、
さすがアメリカ、日曜日だけに公務員はルーズ。
トミー曰く、JALのスチュワーデスは美人だったとか、それは唯一の癒しだね。
デルタ航空は、おばあさんとおじいさんだったよ。。。(おわり)

                       宿泊ホテル 兼 開催会場



                            講演会場

                       大盛況だった布製ポスター       
                                       
         

                                          (NMEMS 瓜生)